今更ながらアサルト・シンクロンについてちょっと語らせていただく

お疲れ様です、てっぺー氏です。

12月のSECRET UTILITY BOX、いわゆる毎年恒例年末箱にて新規収録で発表された「アサルト・シンクロン」というカード。このカードはジャンド界隈に大きな衝撃を与えたとともに賞賛の嵐を巻き起こしました。そんなわけで、このアサルト・シンクロンに関して、私てっぺー氏視点でちょっとだけ語っていきたいと思います。なお、まだ未発売のカードという事もあり、詳しい裁定に関してはまだわかっていない部分があります。またこのジャンド界隈、非常に多くの型や軸、構築が存在しておりそれに比例して考え方が大きく違いも発生しています。正しい判断をしていきたいというのであれば、いろんなジャンド使いの人たちのツイッターやブログを見て各読者の方には判断していただきたいなと思っています。それでは、どうぞ。

カード紹介

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引用元(https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&id=1426)

まずはテキストから見ていきましょう。

チューナー・効果モンスター 星2/闇属性/機械族/攻 700/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分は700ダメージを受ける。 この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、 自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 (2):自分フィールドの表側表示のドラゴン族Sモンスターが、 リリースされた場合または除外された場合、墓地のこのカードを除外し、 そのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。

効果考察

①効果

テキストは至極単純、手札から特殊召喚効果というものですが、これが強いんですよね。なぜなら、ジャンクドッペルというデッキにおいていちばん難しい一つの課題クリアに大きく貢献しているからです。そもそもシンクロ召喚というもの自体、チューナーモンスターと非チューナーモンスター1体ずつ、つまり最低でmモンスターを2体をそろえる必要があり、このゲームのルール上通常召喚は一度しか行えないため最初期においてはジャンク・シンクロンの効果で墓地のレベル2モンスターを蘇生させて3+2でジャンク・ウォリアーをシンクロ召喚していたようにどちらか一方は必ずと言っていいほど特殊召喚に頼らざるを得ないという決定的な欠点があります。とくに、ジャンクドッペルというデッキはドッペル・ウォリアーをいかにいs手強く使うかという点において、以前ではハリファイバーがいた関係上ジェット・シンクロンをリンクリボーに変換した後墓地からそのジェットを蘇生、この時点で手札にあるドッペルを使用することができるかなり強い動きができていたために、重宝されておりましたが、今ではそのハリファイバーが禁止となったことでスピーダー軸が主軸となり、その初動が取れなくなったことでドッペルウォリアーを強く使うことが難しくなっており、結果として使う使えなければならないモンスターが事故札になってしまう可能性が上がってしまっているわけなのです。一緒に引き込んだカードが調律というのであれば、スターダスト・シンクロンをサーチしてからの動きでドッペルウォリアーを初動として使用することは可能ですが、あまり強くなく、むしろドッペルウォリアーを使う前に灰流うららを踏みかねないためリスクが大きく、基本としてはあまり取りたくはない動きとなっています。なので現構築においてはシンクロ・オーバー・テイクをを採用し、少しでもチューナーと非チューナー(主にドッペル)を盤面にそろえるという事に注視しています。そんな中、このアサルト・シンクロンの登場とはいわゆるドッペルを強くするカードの一枚であるといえます。特にスタチャルイキュー採用のジャンドにおいては今後大きな展開ルートの広がりを見せることでしょう。

②効果

これに関しても強い効果であります。最初に感じたのはかつてジャンク・スピーダーが発表された当初でスピーダーと一緒に採用するカードとして挙げられていた「スカーレット・スーパーノヴァ・ドラゴン」の妨害を使用しやすいと感じました。さすがに攻撃力4000オーバーで除外除去2連打はプレッシャー強いです。それだけでなく、シューティング・セイヴァースター・ドラゴンの妨害も2連打になる、だけでなく、こちらの妨害もなんのそのと踏みつけてくる壊獣すらもケアすることができるという、コズミック・ブレイザー・ドラゴンよりも明確な強い点ともいえる部分が生まれました。展開の面においても、スターダスト・シンクロン、アクセルシンクロースターダスト・ドラゴン使用後の状況下で甲纏竜ガイアームでエクストラモンスターのリソースを回収しつつ、スターダスト・トレイルの特殊召喚とガイアームを②効果で蘇生することで、非チューナーを1体増やしつつエクストラデッキのリソースを回収することができるというかなりの小技を披露することができます。ただ、②の効果に関してはジャンドよりも強く使えるデッキが存在するともうので、その点に関してはほかのデッキを使ってきている有識者様たちにゆだねるとします。

まとめ

とどのつまりこのカードの登場によって、「ドッペルが強くなった」という事。いろいろ複雑なことを考えて展開ルートや利用方法を考えたところで、すべてはその一点に起因するものであると考てます。そこからドッペルの代わりに勇者パーツだったり、コンバーターだったり今では「ファラオの化身」や「マスマティシャン」、「クリッター」などレベル3の優良モンスターも注目されつつあります。元来のジャンクドッペルは強いカードを使うデッキでもありますので、今後も新しい新規が発表されるごとにまったく注目されてこなかったカードも使える機会も生まれる面白いデッキですので、ぜひ、ジャンクドッペル、始めてはいかがでしょうか。